タピオカを知らなかったあの頃に戻りたい。タピオカ中毒の過程と完成
中毒。
ここ2ヶ月くらい、絶賛タピオカ中毒。
タピオカ、知ってます?皆様。関東にお住いの方なら、タピオカにハマる世代でなくともブームを肌感で感じてる人もいるだろうなレベルのブーム。関西の方もお店増えてきてるのかな。
透明のカップの底に積み重なるカエルの卵のようなブラックタピオカ。インスタには、タピオカドリンクを持ってる私、みたいな投稿が多数。見せたいんタピオカやなくてタピオカ持ってる私やろ、みたいなやつ。
って感じで、タピオカブームの渦中にいなかった秋頃までの私は、インスタ映えとブランディングのためだけの商品だろうが、てド偏見を抱いてブームを白い目で眺めてたわけだけど。
そんな感じでタピオカに群がる女子たちを横目で見て鼻で笑ってたタイプなのになぜハマったかというと、会社のメディアでタピオカの記事を編集したからなんですよ。
これ、この記事がきっかけ。悪夢の始まり。
タピオカとの出会いと嫌悪感
タピオカ記事の編集担当になったし、自分でも一回くらい飲んどかないとなあ、と真面目な私は思いましてタピオカデビューをゴンチャでいたしました、あれは11月。ちなみにゴンチャはコーヒー界のスタバ。ファストフード界のマクド。そういうお店。
その時は3口で飽きたタピオカミルクティー。
Mサイズでもタピオカの入ったミルクティーってめちゃくちゃ胃に来るんですよ。タピオカってもちもちのむにゅむにゅで弾力すごいし、というかあいつら普通にゴリゴリの炭水化物やし、おなかいっぱいで気持ち悪くなって。
こんなもんにどえらい行列作ってなんなの??日本の若い女子、とか思ったし、飲み物におなかいっぱいにされたことにイライラさえする始末。
なのにそれからふと
「あれ、タピオカ飲みたいかも」
という瞬間がやってくるようになりまして。
もう1回くらい飲んでみるか・・・って、2回目のタピオカはたしか新宿御苑前の『糖水堂』。
この2回目からがドツボだった。
3回目、4回目と、タピオカを飲みに行くスパンがどんどん短くなっていくことに。
そしてタピオカ中毒化
初期
いやでもタピオカミルクティーというものは高価な飲み物なんですよ。あんなの毎日くらい飲んでインスタにあげてる女子なんなの、パパ活なの、ってくらいの感じ。
安いのだとワンコインで収まるけど、高いのは優に700円弱とかするからね。そんなんランチやん。高すぎでしょ。
お店で売ってるタピオカミルクティー、何がおいしいって、タピオカももちろんだけどミルクティーもおいしいんよね。あと、種類もたくさんあるの。だからお茶好きとかオタクはハマると思う。紅茶だけじゃなくて緑茶、ジャスミン茶、ウーロン茶、それら全部ミルクで割り出すからな、タピオカ屋は。終いにはミルクフォームとかなんやいろいろアレンジが効くから、試しだすとキリがない。ほんと凶悪。
このままタピオカ沼にハマってたら私のお財布が危ない、そう思った私は熱しやすく冷めやすい自分の性格を利用しようと、「飽きるまで飲み続ける作戦」を敢行。
週に3回くらい通ったらさすがに飽きた。そんなもんよな、と、それが昨年の年末。
中期
そのまま愛媛の実家に帰省したらタピオカ屋なんてものはなく、禁タピオカ生活を自然と強いられることになる。そうすると、年末に飽きていたのもあって禁断症状が出なくなった。
さすが私の性格いい仕事したな~!脱タピオカ中毒~!と思ったのだけど。
年明け、東京に戻ってきて普段行かない街に行くと、生活圏内にはないタピオカ屋が存在するわけで。
タピオカ飲まずして3週間経過してたし、タピオカ飲みたい!となることもなかったのだけど、1月中旬、下北沢に行ったときに、生活圏内にないタピオカ屋を発見してしまった私。
行かずに帰ることもできたんだけど、ちょっと気になるから寄ってしまった。お察しの通りここからまたタピオカのドツボ。せっかく脱せてたのに。気になって寄ってしまったばっかりに。
ちなみにこのときのタピオカは3週間ぶりだったからか信じられないくらいおいしかったです。ビビった。
末期
ふとした瞬間に浮かぶタピオカ飲みたい欲。夜中だろうと関係なく意識の邪魔をしてくる。その欲と意識をどこに追いやることもできずに、インスタでハッシュタグタピオカを見漁る。末期。
ここまで来ると、タピオカに財布を荒らされることへの抵抗を諦めるようになる。「タピオカは趣味やから。趣味やからええねん、お金使っても。」とか言い出す。
飽きるまで飲み続ける作戦は前回失敗に終わっているので諦めて、最近は週1ルールにしている。週2、3とか通うと財布が悲鳴上げるので我慢。タピオカ金欠だけは避けたい。
タピオカ中毒のこれから
今日から新しい1週間のはじまりですがいかがお過ごしですか。
私は我慢できずに今日タピオカ買っちゃったから今週もうタピオカ飲めません。無理。
タピオカを知らなかったあの頃に戻りたい。ほんと危ないから軽々しく手を出さないように気をつけてください。私が忠告できることは以上です。