風に溶けて消える

そんな穏やかな気持ちで生きたいほんとは。限界OLバンドマン

twopack milkでの初ライブ、でした。

 

14歳の時にギターを手にし、21歳の時に歌と作曲を手にした。

そして今年の2/1。4度目の初ライブだった。

 

高校生のときは、愛媛でほぼコピバンだったけどずっとやっていたバンドがある。

そして神戸へ移住した私はメタルに手を出し、その後ギターボーカルを務めるバンドで活動をしたりもした。

 

それまでのバンドの初ライブを、私はあまり覚えていない。だから今回は、文字にして残しておきたいと思い、綴っている。

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今回ほど、ライブをしながら様々な感情が渦巻いてきて泣きそうになったライブは、これまでにきっとなかったと思う。

 

東京へ来て、もうすぐ2年。今回やった5曲はどの曲も、文字通り、心身を削り作ったものだ。どの曲も、ひとりで抱えきれなくなって吐き出すように綴った言葉をメロディーに乗せて、形になったもの。

 

前回のバンド解散から、バンドでライブをするまでに、3年かかった。振り返ると公私ともにうまくいかなくて、しんどい3年間だった。人間不信に陥ったり、夢の挫折を経験したり、自尊心を底まで突き落とされたり。もう経験したくないことばかりだけれど間違いなく、その3年間が産んだ5曲だった。

 

そんな密度の濃い曲たち。そして、様々な思いをしてきた3年間。ライブで弾けるように放たれるものを感じて、これまでの人生が、走馬灯のように駆け抜けた。

 

" 変わらないで 変わらないで 変わらないでよ "

 

「ある朝」を演奏する前のMCでも言ったけれど、私は変化が怖い。大切なものが増えれば増えるほど、怖くなる。作った曲、バンドメンバー、そして、twopack milkの音楽を好きと言ってくれる人たち。

 

twopack milkを結成してから、そんな大切な人が、大切なものが一気に増えた気がする。もちろん幸せだ。幸せだけど、以前より涙脆くなった。だからこそこんな曲ができたのだけれど。

 

変わらないでとは言えないから、私とともに居てくれる、在ってくれる今は、しっかり抱きしめていたい。MCで自分の口から言葉を紡ぎながら、改めて思いました。

初音源、まだ聴いてない方ぜひ聴いてみてください。

 

次回は3/19、下北沢近松。初ライブの感覚をこれから研いでもっと光るものにします。絶対いいライブにするのでぜひ遊びにきてね。

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