夜を抜ければ
体が弱って言う事を聞かない時って、やたらといろいろなことをネガティブに考えてしまう。
生と死とか、大切なものをすべて失ったらとか、私が今日で終わるならとか。
いちいちリアルに考えてしまって涙まで滲む。
歌えなくなったら生きていけんなあとか、もういっそ愛媛帰るかとか、整然としない頭の中で全人生を放棄しそうになる。
極端な思考だとはわかっている。健全なメンタルは健全な身体にしか宿らないんだろうな。
そんな最近の中で、今日はodolのワンマンライブを観てきた。声だけでなく、表情でも表現するミゾベさんのボーカル。
かろうじて救われる、そんなライブだった。
明日には変わるとか、明日は明日だとか、そんな綺麗事は大嫌いだけど、言葉の置き方によってはスッと浸透するからすごい。
ミゾベさんの言葉の置き方が、とても好きだ。
ねえ 話をしよう
忘れられないこと 僕にもあって
それでも 夜を抜ければ
新しいことばかりだ
夜を抜ければ / odol