風に溶けて消える

そんな穏やかな気持ちで生きたいほんとは。限界OLバンドマン

odolミゾベさん企画弾き語りイベント「binary」と24歳

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binary

2つのもので構成されるもの、という意味だというようなことを、ミゾベさんがMCで言っていた。

 

ギターと、歌。

 

弾き語りとは実にシンプル。

なのにどうしてか、バンドサウンド以上にグッとくることが、心の深いところに入ってくることがある。

 

シンプルでやりやすいからこそ、技術がいい意味でも悪い意味でも目立つという難しい部分もあるけども。

 

「binary」@風知空知

私はodolの、シューゲイズ要素を含んだバンドサウンドがとてつもなく好きなんですよ。

だから、弾き語りになるとどうなるんだろうと思ってたんだけど、また違うよさがありました。やはり。

ギターと歌、歌詞がダイレクトに響いて涙腺ガバガバ。

odolのライブ行ったらだいたい機能しない涙腺ほんとどうにかならんかこれ。シューゲイズなギターのあの音が好きで、それに涙腺がやられてんだと思ってたけどそれだけじゃなかったらしい。

ギターと歌というシンプルな構成だからこそ、歌詞の綺麗さ、儚さ美しさが際立つ。綺麗な言葉は涙腺を刺激する。

 

あとSTEPHENSMITHのCAKEさんの弾き語りもめちゃくちゃ素敵だった。

バンド聴いたことなかったから何も予備知識ないまま聴けたんだけど、決して明るくはない曲が弾き語りにすごい合ってて、あと声がセクシーすぎて一瞬で好きになりました。終わってソッコーApple Musicでアルバム落とした。

 

そして24年目

やっぱり言葉から構成されるんやな私の中の音楽は、とはっきり認識できたライブだった。

 

美しくて叙情的な歌詞と、それを引き立てるコードとメロディーとボーカル。ギターと歌だけでも、これらがあれば音楽なんて成立する。むしろそれこそが音楽なんじゃないかなとか思いました。私の中の音楽は、という話だけど。

 

シンプルだからこそコードの響き方に気遣ったり、ボーカルの基礎スキルも表現力も磨かなければならないから簡単なものではないけれど。昨日、誕生日を迎えて24歳になったし、ギターと歌だけでも魅せられる、ギターと歌だからこそ表現できるものがあるギターボーカルに私はなりたいと思いました。3年後までには。