風に溶けて消える

そんな穏やかな気持ちで生きたいほんとは。限界OLバンドマン

24年間片付けができなかった私がハマれた掃除方法

 

掃除・片付けにハマり約3週間が経過しました。つまり3週間も部屋が散らかっていない。これはすごい。快挙である。

 

前回は、ズボラの私が掃除にハマったきっかけをつらつら綴りました。

ズボラで面倒くさがりな私「片付いてピカピカになった空間はすごい 」 - 風に溶けて消える

今回は前回の続き。

 

24年間、綺麗な部屋で生活できたことのないズボラがいかに掃除ができるようになったのか、綴ります。

 

年始に掃除を始めた

これがなかなかデカかったように思う。

年始に目標を立てる人って多いと思うんです。私も完全に形から入る派なので、「よし、今年は音楽も生活も充実させるぞ!!!」なんて意気込んで年を越えたわけですが、そんな新年というタイミングがよかった。

「じゃあ掃除もしゃんしゃんやるか!!」

と、脳筋みたいになってました。

 

いざ掃除を進めていくと、掃除だけでなくその他の新年に対するモチベーションの維持にもなり相乗効果。1/24現在、まだ新年マインドを保てている。強い。

 

大掃除というのは年末にするからしんどいんですよ。きっと。

「年末に綺麗にして気持ちよく年迎えよう」じゃなく今年は、「さて年も明けたし、このモチベーションのまま綺麗にしてやろう」です。今からでも間に合うと思いませんか。

 

5〜15分の「ながら掃除」を徹底した

掃除をするぞ、と意気込んだはいいが、私は掃除が嫌いだ。さらにいうと、わりと効率至上主義である。

そのためあまり掃除に時間を割きたくなかったので、自炊の合間に掃除をすることから始めた。

 

私は前述したように効率至上主義であり、かつ健康オタクなので、この冬はほぼ毎日鍋を食べている。鍋はすごい。野菜もたくさん取れるし、汁物で温かいから冷えた体も温めてくれる。さらにはヘルシーで、多目に作れば3〜4食分ほど作れる。あとベースの味のレパートリーも数多。

夜食べた残りを翌日のお昼のお弁当として持っていってもなお、翌日の晩ごはん分が余る。最高。金銭的・時間的コスパが良すぎる。鍋はすごい。

 

鍋に熱くなりすぎたけど、食材を切って鍋に放り込んだら手が開きますよね?

その空いた手を利用してベッドへダイブするのではなく、まずスポンジを持って調理に使った食器を洗う。それでも鍋が完成するにはまだ時間が余る。鍋の中身は3〜4食分だからだ。まあまあな煮込み時間が必要なのである。

 

そこで、キッチンのクレンザーなどを利用してシンクを磨いてみる。それでも時間が余れば、洗面所の水垢をゲキ落ちくんで落としてみる。

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その間約10分。丁寧にしても15分。

 

そしてシンクと洗面台はピカピカになり、お鍋も完成。いい気分で夕飯を食べられる。これはハマるとやみつきになりますよ。

次、2.3日後に鍋がなくなる頃にまた鍋を作るなら、もっと細かいところを掃除できる。キッチンの壁の油汚れとか、洗面台に取り付いている棚の汚れを落とすとか。私はもう鍋がないと生きていけない体。

 

こうして料理の合間、なんなら歯磨きの合間でもいい、片手は空くので、片手にゲキ落ちくんを持つのである。

 

もう少し掃除したいな、の段階で止める

これはとても大事。特に完璧主義指向のある人で部屋の片付かない人は特に当てはまると思う。

掃除は、嫌いな人にとってもやはり綺麗になっていくと気持ちよく、楽しくなってくるものだ。と、思う。

そんな掃除を、もう少ししたいなで止めることで、「掃除して疲れた」という嫌な記憶が残らない。

少しだけして、後は翌日、翌々日に回す。

そうすることで、疲れず楽しい間にやめることができるし、少しずつ綺麗になっていく様子もまた楽しい。

 

ハマりやすい掃除の順番を見つけた

これは完全に、

キッチンのシンク・洗面台→玄関→通路→リビング

だ。1Kの場合であるが、まずは部屋までの空間を綺麗にしてしまう。これが効果的。ひとつずついきます。

 

片付きやすいキッチンのシンク、洗面台から拭き始めた

シンクの銀色や、洗面台の白は、ピカピカになるのが見えやすい。モチベーションにつながる。料理の合間、歯磨きの合間、テレビCMの合間、なにかの合間にできるのもいい。

 

玄関

玄関は風水的には「運気の入り口」ともいわれる。ここを綺麗にするとやっぱり気持ちいい。段ボールが積み重なっていたのをすべて処分し綺麗にしました。玄関も物が少なめな場所で、わりとすぐ掃除できる場所ではないかと思う。大量に靴を持っているとかでない限り。。

1ヶ月綺麗が保てたら植物を招こうかと調子に乗ったことも考えているところである。

 

リビング

リビングは強敵だ。そもそも、いちばん散らかるのはここである。気づけば服や本がそこらじゅうに溢れている。

だいたい汚部屋の方々はそうなってますよね。

 

部屋が散らかるのは、収納スペースに反して物が多いから、というのが片づけ界では鉄則らしい。

しまうところがないから、居場所のない物たちが溢れる。

 

そうらしいので、私は部屋のもう着ない服、もう読まない本、休日2時間半を使って処分しました。さすがに疲れて嫌気さしたので、最初にリビングから手付けてたら挫折してた気がする。

 

掃除にハマって10日くらい経っており、かつリビングまでの部屋のパートは綺麗になった後だったのでなんとか片付けられました。

実はまだ引き出しの不要物は精査していない。来週くらいにする予定。

 

一番楽しかったのは、本の処分。「また読むかな……」と捨てられず今まで生きていたのだが、処分する基準を決めると捨てられた。

 

基準と言ってもシンプルで、"もう、今の自分に必要ない本" というものだ。

 

たとえば、自分の生き方が定まったことにより要らなくなったり、もう自分の思考・行動に染み付いた、つまり自分のものになったことにより要らなくなった本、その2つに該当する本を私は処分した。

 

"自分の生き方が定まったことにより要らなくなった本"の処分は、すごくいい気分になります。

要らないもの、捨ててシンプルに生きようとするのってこんなにも気持ちいいんやな、となって、少し自信にもつながりました。

 

掃除の習慣化、3週間を経て

今のところ、よかったなと思うことが、何もかも一気にしなくなったことがある。

たとえばこのブログ。まあまあ文字数あるんですけど、今までなら止めてしまうのが嫌で一気にその日に書き上げることが多かった。結構時間使ってしんどい……となった時期も。

しかし掃除みたいに、分けてやろうと思うことで、続けるのが楽になるとを知ったし、掃除と同じならクオリティも上がる。

あとは自己肯定感も爆上がりしてます。脳みそ単純やな。

 

では、次回は汚部屋出身者が綺麗を保てた方法を綴ります。まだ3週間弱なので、あと1週間後にもまだ綺麗なら書けます。現在進行形。。。