やるせなさってあらゆる効力を無くさせる
人生において、"やるせない"って状況が一番厄介。
自分の力じゃどうにも変えられない、そんな状況ってほんとにほんとに苦しい。
過去やってたバンド。それを守るために私はいろいろ頑張ろうとしたけど、頑張る時間さえなかった。努力がほんとに意味をなさなくて
どんなに頑張っても無駄っていう苦しさのこの上なさを初めて知った。
そんな思い出したくもない過去に限って、めちゃくちゃ鮮烈に感覚が記憶として残ってて。
ほんっとにドン底だったの、今でも昨日のように思い出せる。
だからこそ今があるんだとは思えるし、あの時のどうしようもなく途方のない苦しみ、大切なものを為す術なく失う感覚はもう味わいたくないと思って、それを未然に防ぐ努力はできる。
それは確実に進歩だし、経験から学ぶじゃないけど、あの体験があったからこそできてる努力は絶対にあって。
その一方で、感覚が痛烈すぎて、バンド以外でも同じような状況になるとフラッシュバックしてしまう。
為す術がなくて、どうしようもなくて、やるせない状況。
ふと涙が浮かんできて
自分で大切なものを壊しそうになる。
壊れる前に壊してしまえじゃないけど、自分で壊す方が楽っての知ってるから。
未だにやるせなさに対しては効力を見出せない。