風に溶けて消える

そんな穏やかな気持ちで生きたいほんとは。限界OLバンドマン

【ライブレポ】aikoライブツアー『Love Like Pop vol.21』さいたまスーパーアリーナday2

 

物心ついた頃から唯一、ずっと聴いてるアーティスト。aiko。小・中学生くらいから聴いてんちゃうかな。ライブに、やっと、行ってきました。

 

幕が開いて、一曲目は『カブトムシ』。もうほんとに何千回聴いたか、何百回歌ったかわからない。イントロ流れた瞬間に涙腺爆死必至。

 

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そして二曲目、『ハナガサイタ』。

aikoの表現を拝借すると、この束縛バンド、無料配布やったんやけど、スイッチとかないんだよ。どうなんねやろ、って思ってたら、この曲始まった瞬間に会場の全束縛バンドが光り出したの。

ステージのスクリーンでは花が咲いては消え、ポップでアップテンポな曲が展開していって。

 

粋な演出すぎて感動した。こういうの大体物販やん。そしてこういうその日限りのやつ、私絶対買わんしさ。笑

アップテンポな曲で弾けるようなaikoの生命力と、私の腕の光も会場を作ってんのか、っていうので涙涙。

 

というか終始涙腺が機能してなかった。ほんとにずっと聴いてきたんだよな。aikoの曲と一緒に生きてきたといっても過言ではない。

aikoがMCで言ってたけど、ほんと戻る港って感じ。音楽始めてからいろんなバンドとかアーティスト聴いてるけど、恋をするとどこかしらのタイミングで聴きに戻ってまう。

 

高校の時に永遠に聴いてて、しまっておいた曲とかもあった。ああ〜〜〜そういやこの曲まじで永遠聴いてたな、って。

男は名前をつけて保存で女は上書き保存、とか言いますけどね、そんなことはないと思うんですよ。私は。

それぞれに名前もあるし、主題歌もあるやん。

そうやってあの頃の曲を久しぶりに聴いて懐かしい過去も蘇ったり。もう悲しくはないのに、なんか少しセンチメンタルになったりね。

 

本編終わって、アンコール1回目の、ワンコーラスシリーズもたまらなかった。

aikoの曲とともに成長してきた私なので、思い出のある曲が多すぎてワンコーラスだけでも聴けて嬉しいのがたくさんあって幸せだった。

 

もう全部詳細に書くとキリがないのだけど、アンコール2回あったの嬉しかったし、MCめちゃくちゃ雑談だし下ネタぶっこむし、それが下品じゃなくてとてもおもしろかったし、幸せを連れて帰れています。ありがたい。

 

エンドロールは、メロディだけの『宇宙で息をして』でじんわり泣けた。最近鬼リピートしてる曲だから。最後の最後までプレゼントみたいなライブだったなあ。

 

43歳なのにめちゃくちゃにキュートなaikoがステージを駆け巡る姿、赤いスカート翻して歌ったり、ステージに倒れこんで歌う姿。

ほんとに生きる力をもらった。

私はもっと若くわがままに生きようと思いました。

 

そっとバッグに仕舞った、まだピカピカ色を変えながら光る束縛バンド。覗くと、まだライブが生きてるみたいでふっと温かくなった。使い慣れた電車。