風に溶けて消える

そんな穏やかな気持ちで生きたいほんとは。限界OLバンドマン

多動力が正義なのではなく幸せの感じ方は2タイプに分かれるという話

 

幸せって何なんだろうか。

 

人によってその尺度は全然違うだろうから、街頭アンケートしてみたい。それくらい気になる。あなたにとっての幸せとは?って。

哲学チックな話大好き。

 

「多動力」の本当の意味

今ではもう落ち着いた感じあるけど、ホリエモンの「多動力」という本と言葉が流行っていた時期がある。

 

私はこの本を読んだけれど、いまいちピンと来なかった。

 

そもそもだけど多動力って、何でもかんでも手をつけるって意味じゃないからね。自己啓発本読んで意識だけ高くなって、その奥の真意を取り違えてる意識高い系バカが私はすんごい嫌いなんで言うけど、

本来の多動力は、"何かひとつの軸で突き抜けて"から、その他さまざまなことに手を出すことです。

 

何でもかんでも手当たり次第手つけて多動力とか言うてると馬鹿だと思われるので気をつけましょうね。 

自己啓発本なんて特に、行動しやすく書かれてるから、読んでその先を考えずに行動しがちだけど、一旦自分の頭で考えるのを覚えておいた方がいいと思います。

かくいう私も忘れがちなので自戒の念も込めて。

 

喜びの感じ方の2タイプ

まあそんなことはどうでもよくて、今日は喜びの感じ方には2つのタイプがあるらしいという話。

 

ボトムアップと、トップダウンという2つのタイプ。

 

ボトムアップ型は、今楽しいことを選ぶことによって喜びや幸せを得られるタイプ。

だから、目標とかあると堅苦しく感じる人もいる。

 

トップダウン型は、目標があって、それに向かって逆算して努力をすることに喜びを感じるタイプ。

本当にストイックな人は、その目標のために一切の遊びなど遮断する人もいるらしい。

 

でもこの2タイプに綺麗に分かれるわけでもなく、混じってどちらかが強く出るタイプもいるみたい。

 

私はトップダウン型がベースにあって、ボトムアップ型も少し混ざっているタイプだと思ってる。この概念を知ってから、「ああ、だから『多動力』がピンと来なかったんだな」って分かった。すごくシンプルに突き詰めると、根本の考え方が真逆ってことになるからね。

 

私はトップダウン型に少しボトムアップが混じっているので、‟人生で、これが成せたら後悔せずに死ねる”っていう最終ゴールがあって、そのために生きることに生きがいを見出せる。でもボトムアップ型のように、目の前の楽しそうなことに飛びつくのも好き。フッ軽な飲みとか旅とか大好き。

 

自分はどちらにより幸せを見出せるかということ

こういう風に、自分が幸せになれる生き方がどちらか、もしくはミックスタイプかを知っているだけで少し生きやすくなると思うんです。

私は自分の幸せの感じ方がどちらかを認識できてから、すごく肩の力が抜けた。

このまま生きていいんやなという感覚というか。

 

ちなみにこの2タイプの話は、前田裕二さんの『メモの魔力』で知った概念。

前田さんはトップダウン型思考がベースに強くある方のようなので、トップダウン型の人にはすごくグッとくる内容です。

トップダウン型かつ自分の中に引きこもって内省しがちな人には本当におすすめです。では。

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)