仕事一筋という生き方に憧れる
今日、そんなことを思った。今までは1ミリも抱えたことのない感情。
何も仕事じゃなくても、何か一つのものに熱を燃やせる人ってすごいなというか、羨ましいなと思った。
今の私には大切にしたいものが多すぎて。
最近本当に、思い出すとしんどくなる。
ねぇ この夜が終わる頃 僕らも消えていく
そう思えば 僕にとって 大事なことなんて
いくつもないと思うんだ
脳内をよぎるのは、ELLEGARDENの「金星」。高校生の時大好きだった曲だ。昔はほんとそうだよなあって、楽になれたものだけれど、今はまったく思えない。
周りの人たち、音楽、文章。最近は食も大切にしたくなってて。
これは大枠で、もっと細かく細分化すればさらに増える。音楽ひとつとっても、バンド、ボイトレ、曲作り、など。
多すぎてキャパオーバーだ。
中でも、音楽と文章は本当に厄介。絶え間ない努力の先にしか幸せがないから。そのために今、今日使える時間が限られている気持ちになる。
それに比べて、刹那的な幸せなんてのは受け取ろうと思えばいくらでも日常に溢れてて。でもそれに縋ったところでその後に虚無が生まれると知っているから矛盾で苦しい。やらなきゃなんないことをずっとやれてないからってだけなんだけど。
人間は目の前の欲求に弱い生き物って習慣の本も言ってた。けどその目の前の欲求に打ち勝とうと我慢して、することを淡々とこなそうとするも、何が楽しくて生きてんのか分からなくなる。
目の前の欲求と、未来のための欲求が被らないから苦しいっていうのはわかってて。つまり曲をなかなか作れない自分に悶々としているだけ。曲作りが楽しければこんな窮屈な気持ちにならない。
曲作りを純粋に楽しめる才能が欲しい。それはそれはとても欲しい。センスとか以前の問題。それができる人が心底羨ましくて激しく嫉妬する。
休めってことかもしれないな。頑張って無理矢理向き合って曲を作ったところで何が生まれるというんだろう。
そんなくだらない正当化を今日も繰り返す。正当化じゃなくて正当なのかもしれないけど、自分の思考は自分じゃ信じられない。