風に溶けて消える

そんな穏やかな気持ちで生きたいほんとは。限界OLバンドマン

就活から2年。半年営業、半年ライターをしてスタートした社会人2年目

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定期券、2度目の更新。

社会人になって1年が経った。

 

半年も続くかなあ、なんて思いながら半年分の定期券を初めて買った1年前の4月をよく覚えてる。

 

それから半年営業をし、そのあとはwebでライターと編集の仕事を。ちょっとまとめてみる。新学期だし。

 

私の就活

就活を始めた、一昨年の3月1日。

 

あの頃は、就活する気も社会を知る気もなかった。自分の気持ちにだけ耳を傾けて就活をした。

 

具体的に言うと、安定性や福利厚生などというものを度外視した。

 

大企業だとか、自己資本比率が高いだとか、そんなのまったく気にかけずに企業を探した。

 

どれだけ事前に調べたって会社が潰れる時は潰れるやろ、と、何も考えず、自分のしたいこと、ピンとくるものだけに敏感になって就活をしていた。

 

そして選んだのが今いる会社。完全に、雰囲気で選んだ。ピンとくる。その感覚だけ。

今となっては間違ってなかったんじゃないかと思う。

 

社会人1年目前半

最初の半年は営業をした。

正直、やれると思ってた。あの頃は何であんなに自信があったんだろう。

半分ルート、半分新規みたいな営業。

 

こんなに、人間と話すのに精神力というか気をすり減らすなんて知らなかった。

 

外回りだから体力も必要、1日のうちにたくさんの人と話すから精神力も必要。

まあもたなかった。

 

本を読む習慣はこの頃に身についたもの。

時間もお金もないのに、自分を、今の状況を救い出してくれる本を狂ったように探していた。

 

本当に欲しいものは、どこにあるんだろう、なんて、自分の内側に、本の中に、探し続けていた半年だった。

 

社会人1年目後半

そのあと、webでライターと編集をする部署へ。生き延びた、という気持ち。

 

働き方が180°変わった。

日中ずっと外出て歩き回って人と話しまくってた営業から、一日中オフィスいて、ひたすら文章を書いたり編集をしたり。

 

最初は体が慣れなくて、何が一番つらかったって、目と肩。

 

眼精疲労がとてもキツくて、目薬やら帰宅してからのホットアイマスクやらで誤魔化してたけどよくならず。

 

多分、良くなったのはPC画面の設定をおやすみモード的な、ブルーライト抑える設定に変えてから。

PC仕事の人は本当にブルーライト切った方がいいと思います。

 

そして、ライター・編集の仕事は本当にやりがいがある。

私が制作というものに価値を見出すタイプだからだろう。

 

記事作りと曲作りって似てるんだよね。制作過程はうまくいかなくて苦しいこともたくさんあるけど、できた時の喜びは何にも変えられない。言ってしまえば快感。本当に。

 

あと根暗だからひとりでちまちま作業できるのもありがたい。

 

1年経って思うこと

やってみないとわからない。

 

なんかもうこれしか出てこない。

 

学生の頃の特性と、社会に出てからの特性って全然違うんだよね、これまた不思議なんだけど。

 

放り込まれてみないとわからない。

 

就活のときに、もっと自己分析してれば分かったんじゃないかなとも思わない。

営業だって、半年だけだったけど、経験できてよかったと思える。

 

苦しい時は、人に伝えなきゃならない。自分との向き合い方、自分の内側の見せづらいところを、人に見せる方法も覚えた。

 

就活で大事なことなんて

直感。

 

最初飛び込む場所って、直感で選んだ方がいいように思う。

 

『あ、この人たちの下で働いてみたい。

この会社で働いてみたい。』

 

妙に惹かれる。

それこそが真実で、異性に惹かれる恋愛の感覚と同じ。最初から何でか分からんけど妙に惹かれる人って、結局その後好きになったりするやん。

その感覚が何よりも正義な気がする。未だに。

 

だから、募集要項の"固定残業代"という魔のフレーズを押し切って入社した。

 

何も社会を知らない大学4年生の決断だからできたことかもしれないけれど。

あの頃の自分に、間違ってなかったと思うで、と言ってあげたい。

 

1年経ってやっと会社にも慣れてきた。無理して元気な人間を演じなくても生きられるようになった。

まだ5連勤には慣れないけれど。