"編集"の醍醐味が凝縮されていた軽減税率記事の話
9時出社なのを忘れていて、昨日2:00すぎまで起きてしまった。睡眠時間5時間半弱。
7時間ほど寝てイージーモードにしようと思ったのにディフィカルトモードじゃん、と思いながら眠り起きたのだけれど。
今日の私はマリオのスター吸収してた。ほんと。軽減税率についての記事を編集してたらあっという間に1日が終わっていた。
編集という仕事
最近はずっと、軽減税率についての記事を編集している。
軽減税率の対象品目。飲食店がすべき準備。など。
私が文章を書いたり編集しているうちの会社の自社メディアは、主なターゲットが飲食店経営者だ。忙しい人たちが多い。
だから、軽減税率なんていう小難しい内容を、噛み砕いて噛み砕いて編集する。
できるだけ、わかりやすい言葉で、わかりやすく。理論よりは、実際的にはどういうことで、何を準備すればいいのか。
今回は編集ということなので、執筆者がいる。
うちの会社のメディアは、全社員がライターなので、記事制作はすべて内製。
税務に詳しい社員の方に記事を書いてもらって、それを私が編集する、という流れ。
だけど、一回読んでも何のこっちゃ分からない。法律や社会をあまり知らないのでつまずく。
執筆者と打ち合わせをさせてもらって、ひとつひとつ理解して、それから編集に取り掛かる。
編集も、国税庁などのお堅い文章を、読みながら、理解しながら。
最初は分からず苦しいんだけど、やっているうちに理解をし始めて、やがて自分の中の完璧主義が顔を出す。
書くと長くなるなあ、とか
難しすぎん、噛み砕けなくないこれ、など
なんとなくふんわり逃げようとする私を制止しにくる。
社会における需要
「サクッと読んで、伝わる軽減税率」
それを意識してからはもう、フロー状態。無敵。マリオのスター。
記事は記事でも、たとえば食レポなんかは、言葉を噛み砕く必要はない。
どちらかといえば、「おいしい」という素数のような言葉に色づけをしていく作業。
味をどう言葉にすれば行ってみたいと思ってもらえるか、インタビューをどう起こせばオーナーの魅力が伝わるか。
そのような試行錯誤はするけど、ビジネス系の記事は、別のベクトルの試行錯誤が必要になる。
「誰でもわかるような言葉で、伝わる記事にしよう」というのは、小難しいビジネス記事ならでは。たまらなく楽しい。
多分、需要が透けて見えるからだろう。
仕事をする上で私が一番渇望しているのは、おそらく需要だ。最近とても思う。
"軽減税率"で検索しても、堅苦しい国が発信している文書や、ふんわりとしか記載されてない記事などで溢れていた。
これ、私が素晴らしい編集を施してわかりやすくなって多くの人に見てもらえて、簡単に軽減税率を理解してもらえたら最高やなあ、と、編集しながら思って心の中でニヤニヤする。
"必要とされたい"
それは、人からだけでなく、社会においてもらしい。
そんな感じで編集した軽減税率記事。部内で第3者校正というのを終えたら公開。
もうすぐ。