風に溶けて消える

そんな穏やかな気持ちで生きたいほんとは。限界OLバンドマン

スランプなんて言葉は私のためのものではないとわかっているけど

 

書きたいことはあるのにうまく文章がまとまらない。

書きたい歌はあるのに歌詞が、コードが、うまくハマらない。

 

スランプの負の連鎖みたいなものに陥っている。が、スランプなんてのはプロの人のための言葉だろうと思っている節があるので、私なんぞが使っていいと思えなくて逃げる場所がなくなる。

 

『なんそれ、何を硬く考えてんの、楽しんで書けばいい、作ればいいやん』

『そういう時期もあるって、きっと書けるようになるよ』

 

もう1人の私がポジティブな言葉をかけてくる。心底気持ち悪い。

 

昔からそうだった。

いや、昔はそれでうまくいっていた。

 

そろばんを習っていた頃、スランプに陥っては自分で自分にポジティブな言葉をかけて奮い立たせてたし、実際に奮い立つことができていた。

 

けどもうそんなピュアに生きられない。いつからだろうなあ。これができなくなったのは。

大人になるにつれて誰しもそうなるものなのか、そうでもないのか。分からないしどうでもいい。

 

ただただ、私が私に吐くポジティブなセリフほど反吐が出そうなものは本当にないってのが真実で。

 

ああ、今日も世の中には綺麗な言葉の羅列とか綺麗な音の羅列が生まれているのにな。

こんな嫉妬するのには何年も早いのわかってるけど、それでももどかしいものはもどかしいんだ。

 

綺麗な言葉を羅列したい

綺麗なコードに綺麗なメロディーと歌詞を乗せたい

 

ただそれだけなんだけど